新学期を九月からに

オランダに留学中の高校三年生です。僕として賛成の立場を取っている九月新学期制度について、署名活動があるので、ご協力お願いします!留学中の高校生で、留学したことで国内受験を半ば諦めようとしていた自分の立場からもこの制度の良さを強く感じています。コロナで被害の大きな学生の多い今は、学校を九月にすることで解決できる課題が多いと思います。細かな内容はリンクにあるので読んで賛同をいただけると嬉しいです。(賛同ページの個人情報は許可せずに非公開で賛同可能なのでご安心ください)

http://chng.it/pFY5h72H

 

昨今の新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、日本だけでなく世界がこの辛く苦しい時代を生き抜いています。日々増加する感染者、死者。家に閉じこもることを余儀無くされる毎日です。 部活動を本気でやってきた高校生はインターハイなど各種大会の中止により学生生活最大のゴールを奪われてしまったと感じますし、入試を控えた中高生にとっては外部試験の中止や推薦入試の有無など不安がまとわりつく毎日です。

 

また、この自粛期間の学習効果は、経済格差によって大きな差が生まれてしまいます。学校の学びは科目の知識だけではありませんし、教育機会の均等という観点からも「学校にいる時間」はかけがえのないものだと思っています。

そこで、この外出もできないネガティブな状況から自分達に何か出来ることはないかと思い、埼玉県の高校生三人で署名活動を始めました。

「9月新学期制度」は、平成25年の東京大学元総長濱田純一さんの「秋入学構想」に代表されるように、長らく賛成の声が叫ばれ続けてきた議題であり、このコロナの拡大をうけて今が改革の契機であると主張する声はすでに全国的に聞こえています。 そしてこの現状において、9月入学という改革はコロナで被害を受けている学生にとっても大きな救いの手になると信じています。

もちろんこの提案には就職時期との兼ね合いや、学年の線引き、大会や入試の時期調整など乗り越えるべき課題やそこにかかる費用も必要となってくるでしょう。

しかしそれ以上に、この改革には既に9月入学制度を導入しているアメリカや中国と足並みを揃え、長期留学の円滑化といった副次的なメリットもあります。

コロナウイルスの影響で世界は変革の時を迎えている今だからこそ、世界に通用するためにも柔軟な対応が必要だと思います。僕たちはまずここで集めた学生や保護者の声を、埼玉県教育委員会をはじめ、教育に関わる機関に提出する予定です。署名を通して学生たちの声を実現してくれる大人たちに思いを託して後押しをすることがこの署名の目的です。 

コロナで行事や大会もなくなり不安な学生方を始め、秋入学に賛成してくれる皆様、この制度改革の持つ力を信じて、是非その力を貸してください。 今、コロナウイルスの影響を受け、現状を変えていかなければならないと考える学生や大人などの皆さん一人一人の協力が、必ず大きな力となると僕達は確信しています。